明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド EAST-Bグループ 第9節
2026.4.4 [SAT] 14:00 NACK

大宮

  • 34' 泉 柊椰
  • 39' 山本 桜大
  • 43' オリオラ サンデー
3 - 0
3 前半 0
0 後半 0

岐阜

試合経過
まず球際で勝つ。首位を破り、ホームに再び歓喜を
3試合ぶりのホーム戦である。前節は悔しい敗戦となっただけに、宮沢悠生監督と選手は必勝のメンタリティを強調している。

対戦相手の岐阜は、ここまで6勝2敗で首位に立つ。宮沢監督は「攻撃の形があり、サボる選手がいない。すばらしいチーム」と評し、「大宮らしいサッカーができる準備をしていきたい」と、あくまでも自分たちに矢印を向ける。

明治安田J2・J3百年構想リーグのテーマは、勝利をつかみながらチームと個人が成長していくことだ。そのために、日々の練習から細部にまでこだわっている。

前節・甲府戦の1失点目は、デュエルのセカンドボールが相手FWにわたり、カウンターから決められた。こちらへこぼれていれば失点しなかったはずだが、宮沢監督はカプリーニ、小島幹敏、中山昂大がボールの競り合いで取り切れなかったことにも着目する。「まず球際で勝つ。そこで勝てないと勝点を積み上げられません」と言う。こうした失点もアンラッキーで片づけず、改善すべきプレーを一つずつ塗りつぶしている。

ここまで20得点はグループ最多で、リーグ全40チームでも徳島に次ぐ数字だ。6ゴールでランク3位タイの泉柊椰と山本桜大、5ゴールで5位タイのカプリーニらは厳しくケアされるだろうが、泉は「その前提で準備をしています」と話す。相手に対策された中でも好機を作り、確実に仕留めていく。百年構想リーグをとおした成長という意味でも、ここまで7失点の岐阜守備陣をどのように攻略していくのかは興味深い。

岐阜には泉澤仁が在籍する。かつてNACK5スタジアム大宮を沸かせた34歳は、前節の長野戦でシーズン初得点を記録した。彼を警戒しつつ、ホームでは第3節以来となる勝利をつかむ。

(文:戸塚 啓)

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監督コメント
前節の甲府戦後、2026/27シーズンにJ1昇格を実現するために、このハーフシーズンでいかに成長するか、何を積み上げていくべきかに意識が傾きすぎていたかもしれないと反省しました。自分たちのサッカーに立ち返ると、やはりボールを奪う守備、相手を狩る強度は欠かせません。甲府戦は、その球際のところで試合を優位に進められませんでした。自分たちは勝点3を取りながら成長していくという部分を、もう一度選手たちと共有して、岐阜戦に向けた立ち上げの練習から取り組んでいます。

5バックで守備を固めるチームを相手に先制点を奪われると、相手のペースになりやすい。だから、1本のカウンターで失点を許すのではなく、耐えるべきときに耐えて畳みかけるというメンタルを、このハーフシーズンで培っていきたいと思います。自分たちは前進守備と攻撃的なサッカーを実践していることで、毎試合、点は取れています。だから、ネガティブな感情にならずに、焦れずに自分たちのサッカーを続けていけば必ずゴールをこじ開けられるんだ、という意識で日々トレーニングを積んでいます。

岐阜は本当にすばらしいサッカーをして、自分たちの良さを出していると感じています。ボランチが前を向いた状態でボールを受ける「ボランチオープン」の状態を作り、攻撃の形がある。また全員守備も徹底されていて、サボる選手がいない。J2大宮、J3岐阜と聞くと簡単な試合に思えるかもしれませんが、そんな試合は1試合もありません。ここまで、自分たちがやるべきこと、やりたいサッカーを表現できた試合では勝てています。ただ、できないときはしっかり耐えて自分たちの時間をたぐり寄せたい。そうやって大宮らしいサッカーを見せられる準備を、岐阜戦に向けてもしていきたいと思います。

前回のホームゲームは負けてしまいました。「自分たちのサッカー」、「ワクワクするサッカー」と言っている以上、ファン・サポーターの皆さんに勝点3を届けるのは使命だと思います。貪欲に勝利を目指すところは選手たちも絶対にわかっているので、ホームで必ず勝点3を取りにいきます。
選手コメント
甲府戦は、自分たちらしくない、違ったスタイルのサッカーをしてしまったと思います。相手はロングボールを蹴ってセカンドボールを拾う特徴を持ったチームで、そこに対して自分たちは持ち味を出せず、同じ土俵に乗って戦ってしまったような試合でした。

僕たちの強みは、やはり後方からしっかりパスをつないでボールを回す戦い方です。そのサッカーを貫くことができれば、勝点3を勝ち取れたのではないかと思います。

ここまでの個人的なパフォーマンスを振り返ると、徐々にコンディションを高めたことによって先発で試合に出られるようになり、今は良い状態でプレーできています。とはいえ、攻守ともに成長できる部分はありますし、もっともっとクオリティを高めることができると思うので、今後も練習から意識して取り組んでいければと思います。ただ、シーズンはまだ半分なので、ここからが勝負だと感じています。
藤枝戦、磐田戦と試合に出ることができなかったので、練習から自分の良さを出すことを意識していました。その中でチャンスをもらえた甲府戦は、得点なりアシストなり結果を残したかったのですが、それができず悔しい気持ちでいっぱいです。

甲府のように守備を固めてくるチームに対しても、大事なのは自分たちのやりたいことを見失わないことだと思います。自分たちが目指しているサッカーは、前から奪いに行く、奪われてもすぐに奪い返すというところなので、それを忘れないこと。そんな自分たちの武器をこれまで以上に出していければ、どんな相手でも通用すると信じています。

次の岐阜戦はひさしぶりのホームなので、絶対に自分たちのサッカーをして勝ちたいです。前線の選手はダイナミックにどんどんしかけていくプレー、相手の背後に抜ける動きや、そこにできたスペースに誰かが入っていくなど、勢いを出すプレーが大事だと思います。やっぱりホームでの勝利は特別なことなので、自分がゴールを決めてヒーローになって、「寝ても大宮」を歌いたいです。
開幕から3試合は先発で試合に出て、3連勝できました。その後は自分が満足するような出場機会は得られていないので、悔しさはあります。ただ、練習ではすごく自信を持ってプレーできている感覚がありますし、監督に「下を向く必要はまったくない」とも言っていただけているので、次にチャンスが来たときに必ず結果を残せるように準備する。そこは何も変わりません。

同じポジションの選手がケガから戻ってきているので、やるしかない状況だと思っています。厳しいポジション争いは、高いレベルでやる以上は必ずついてくることですし、そこに打ち勝ってこそ自分が望む未来、クラブが望む未来が開けると思うので、負けないように頑張ります。

前回の甲府戦は、選手もそうですが、サポーターの皆さんも悔しい思いをしたと思います。ホームでその悔しさを晴らせるように、必ず勝てるようにいい準備をしたいです。
メンバー

スターティングメンバー

87'
87'
76'
76'

控えメンバー

87'
87'
76'
62'
76'

監督

宮沢 悠生

スターティングメンバー

GK 31 セランテス
DF 4 甲斐 健太郎
DF 23 外山 凌
DF 26 大串 昇平
46*'
DF 27 羽田 健人
MF 6 福田 晃斗
74'
MF 7 文 仁柱
MF 8 荒木 大吾
74'
MF 9 中村 駿
FW 17 川本 梨誉
84'
FW 21 横山 智也
46*'

控えメンバー

GK 51 菅沼 一晃
DF 5 加藤 慎太郎
MF 14 生地 慶充
MF 19 松本 歩夢
84'
MF 39 泉澤 仁
74'
MF 85 箱崎 達也
74'
FW 18 ワッド モハメッドサディキ
46*'
FW 77 山谷 侑士
46*'
FW 99 ファビオ アゼヴェド

監督

石丸 清隆
試合データ

主審

野堀 桂佑

副審

川崎 秋仁

副審

長田 望

第4の審判員

高橋 悠

入場者数

7,902人

天候

雨時々曇、弱風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

17.7℃/66%

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