明治安田J2リーグ 第19節
2025.6.15 [SUN] 17:00 ピースタ

長崎

VS

大宮

監督コメント
愛媛戦の試合後にも話したのですが、選手は100%を出してくれていますし、すべて力を出してくれているのですが、自分たちの今の立ち位置によってその基準が上がっちゃったよねと。100%の基準自体が上がっているので、おそらく後半戦の2回目の対戦もそうですし、次節対戦する長崎は決定的な選手をたくさん揃えていて去年もスムーズに上がる予定だったチームで選手層とかも含めると一番力はあるので、長崎に対しても同様で、100%は出してくれているんだけど、その基準自体を選手もスタッフも僕自身も上げないとなかなか難しくなってくるよねという話はみんなで合わせてきました。

対策は相手もするしこちらもするし、そのこと自体が徹底的な仕事をするかと言ったら、することもあるし、しないこともあります。ただ、それよりもグラウンドの中で継続的に起こったりとか、そういうことに対して細かく詰めていくということが作業なので、そこに対する選手の意識というのはもっと上げていかなくてはいけません。どういう局面の切り取り方をしてもいいのですが、意外に決まるところはディテールなので、それに対する感度だけはやはり下げないようにということが大事かなと思っています。選手たちも感じてやっているので、またしっかりやっていきたいと思います。

どういう展開になっても戦えるというのが勝点を取るためには大事で、先制点ばかり狙いに行って後ろをひっくり返されることもありますし、先手必勝というのはつねに心がけているのですが、逆に後手になってしまったときも戦えるようにはなっているので、臨むようなゲームは共有していくのですが、的が外れてしまったときにもしっかりゲームについていけるようになっているので、戦い方自体は共有はしていきますが、それを達成するかどうかは神のみぞ知るの部分があるので、後手になってしまったときも今はしっかりゲームを進めていけるので、粘り強くやることが大事かなと思います。

今シーズンはチャレンジャーというところから始めて、下から上がってきたチームという立ち位置から入って、選手の力で勝点をもぎ取ってきて、この位置はキープできているけれど、ここから失速するチームもあるし、登っていくチームもあるしという、そこが一番重要なところで、ありきたりですがここからがすごく大事かなと思います。

長崎は決定力もありますし、外国籍選手も含めて決定的なところを摘み取る力もありますし、ケガをしていた選手も戻ってきて、力としては完全に去年からの流れで決定力のある選手をたくさん揃えている形ではあるので、我々は組織でしっかり戦っていくということをベースにしていかなくてはいけないですし、そのあたりはしっかりと準備して入っていきたいと思っています。
選手コメント
愛媛戦は自分たちらしくない時間帯が続いてしまって、試合を勝ちに持っていくことができませんでした。交代で入るときはもう点を取るしかない状況だったので、とにかく得点を取ることを意識しました。得点シーンは、(下口)稚葉がすばらしいクロスを上げてくれたのもありますし、ガブ(ガブリエウ)がその前に少し動いてくれて相手がそれに釣られて自分がフリーになったところもあったので、周りの選手に感謝しています。

最近は点が取れていますが、今までやってきたことが出てきたというだけで、点が入る、入らないというのはこれまでにあまり気にしていなかったので、それが今たまたま入っているだけで、しっかりと今までやってきたことをこれからも続けるだけかなと思っています。

今は2位ですが、振り返るとまだ上に行けたと思います。選手全員が思っていると思うのですが、勝てなかった試合を次につなげるために、やはり日々もう一回同じ絵を描くことをもっとやっていく必要があるのかなと思います。愛媛戦や磐田戦もそうですが、やはり勝ちと引分けでは大きな違いだと思うので、積み上げですが一歩一歩やっていきたいなと思います。

長崎戦は前半戦最後の試合で、いい形で折り返すためにも大事な試合になるので、精一杯頑張りたいです。ここからしっかりと勝っていくので、また応援よろしくお願いします。
愛媛戦は、前半はもったいない入りというか、自分たちの勢いを出すべきでしたが、あまりいい入りはできていなかったと思います。後半の最後に巻き返せたことはよかったですが、あれをもっと早い時間帯から出せるようにというのが今後の課題かなと思います。

アシストの場面もそうですが、上手いとか技術とかいろいろありますが、僕は最後は気持ちだと思っています。あの場面で、ガブ(ガブリエウ)は絶対負けたくないという思いだったと思いますし、僕もどうしても追いつきたいという思いで上げましたし、トヨくんもそういう思いであそこに入ってくれたと思うので、もちろんそこのクオリティというのはあると思いますが、気持ちが何かを動かすということは僕はあると思うので、すごく抽象的ですがこの時期は気持ちの部分がすごく大事だということは、たぶんみんなが感じているのではないかと僕は思っています。

試合の最初と終盤は自然とアラートになるし、もちろん毎試合たくさんの声援をいただいていますが、やはり人間なのでどうしても慣れは絶対にあるので、そういうのをいかに日常から打ち消していくかということは自分たちのできる作業だと思いますし、それを(長澤)徹さんはたぶんやってくれているので、あとはそこに自分たちの気持ちを乗せてプレーすること、日々の生活を送ることだけかなと思っています。

みんなで高め合っていく集団しか上には行けないと思いますし、悪いものに目をつぶるのではなくて、しっかりみんなで言い合って、誰かがしっかり背負っていかなくてはいけません。そういう集団で今プレーできているということが、すごく幸せなことだと日々感じてやっています。日常でもそうだと思うので、普段がどれだけ大事かというのは身に染みて感じていますし、チームとしていい状態でやれているのかなと思います。

長崎は、ビッグクラブですごくいい選手もいますし、毎試合言っていますが、僕らはJ3から来たチャレンジャーなので何も考えずに襲いかかって、その勢いは自分たちが絶対に上だと思うので、アウェイですが怯むことなく、本当にすばらしいスタジアムでプレーできるので個人としてはすごく楽しみですし、ホームで2試合勝ち切れなかったので、ここでしっかり勢いをもう一回取り戻せるようにやっていきたいと思います。

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