明治安田生命J2リーグ 第7節
2020.7.25 [SAT] 19:00
NACK
大宮
![](/asset/img/emblem/2020/omiya.png)
- 68' 戸島 章
1
-
0
0
前半
0
1
後半
0
松本
![](/asset/img/emblem/2020/matsumoto.png)
試合経過
メンバー
スターティングメンバー
GK 40 フィリップ クリャイッチ
DF 13 渡部 大輔
DF 24 西村 慧祐
![](/asset/img/match/out-icon.png)
![](/asset/img/match/ycard-icon.png)
DF 3 河本 裕之
DF 42 山越 康平
MF 41 小野 雅史
![](/asset/img/match/out-icon.png)
MF 7 三門 雄大
MF 18 イッペイ シノヅカ
![](/asset/img/match/out-icon.png)
MF 11 奥抜 侃志
![](/asset/img/match/out-icon.png)
MF 22 翁長 聖
FW 17 ネルミン ハスキッチ
![](/asset/img/match/out-icon.png)
控えメンバー
GK 46 松本 健太
DF 4 ヴィターリス マクシメンコ
![](/asset/img/match/in-icon.png)
MF 15 大山 啓輔
![](/asset/img/match/in-icon.png)
MF 10 黒川 淳史
![](/asset/img/match/in-icon.png)
MF 14 近藤 貴司
![](/asset/img/match/in-icon.png)
FW 37 髙田 颯也
FW 27 戸島 章
![](/asset/img/match/in-icon.png)
監督
高木 琢也
スターティングメンバー
GK 1 圍 謙太朗
DF 3 田中 隼磨
![](/asset/img/match/out-icon.png)
DF 36 乾 大知
DF 15 森下 怜哉
DF 2 浦田 延尚
![](/asset/img/match/out-icon.png)
MF 41 久保田 和音
![](/asset/img/match/out-icon.png)
MF 6 藤田 息吹
MF 27 鈴木 雄斗
MF 18 髙木 彰人
![](/asset/img/match/out-icon.png)
MF 39 高木 利弥
FW 25 榎本 樹
![](/asset/img/match/out-icon.png)
控えメンバー
GK 16 村山 智彦
DF 33 大野 佑哉
DF 44 服部 康平
![](/asset/img/match/in-icon.png)
MF 14 中美 慶哉
![](/asset/img/match/in-icon.png)
MF 19 山本 龍平
![](/asset/img/match/in-icon.png)
MF 20 アルヴァロ ロドリゲス
![](/asset/img/match/in-icon.png)
FW 11 阪野 豊史
![](/asset/img/match/in-icon.png)
監督
布 啓一郎
試合詳細
![]() |
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|
---|---|---|
11 | シュート | 7 |
7 | GK | 9 |
2 | CK | 2 |
12 | 直接FK | 5 |
4 | 間接FK | 2 |
0 | PK | 0 |
試合データ
主審
柿沼 亨
副審
林 可人
副審
坂本 晋悟
第4の審判員
篠藤 巧
入場者数
2,465人
天候
曇時々雨、無風
ピッチ状態
全面良芝、
気温/湿度
23.8℃/90%
HIGHLIGHT
戸島の加入後初ゴールで勝利! 連敗ストップで首位を追走
![](/files/match/471/report.jpg)
じめっとするのは梅雨の湿気だけで十分だ。開幕4連勝の後は2連敗となったが、第6節を終えて2位。悲観する必要はない。明治安田J2第7節は松本とのホームゲーム。2試合連続無得点の状況打破を狙う高木監督は、MF奥抜を今シーズン初先発で起用。最前線もFWハスキッチが開幕戦以来の先発となった。
しかし、序盤は相手のペースで進んだ。松本のハイプレスをかいくぐり、西村から相手の背後を狙うパスを配給したり、奥抜がドリブルでカウンターを仕掛けたりと積極的に攻撃を仕掛けたが、いずれも単発。なかなか試合のペースを手繰り寄せられなかった。
反対に、8分にMF高木利の鋭いターンからコンビネーションでシュートに持ち込まれた。さらに、11分に久保田のミドルシュートを浴びたり、14分にクロスボールから鈴木にヘディングシュートを打たれたりと、攻め込まれる場面が目立った。
松本は帰陣が速い。5バックで横幅を取り、こちらが得意とするサイドチェンジで使うスペースを消してきた。苦しみながらも押し返して攻撃を組み立てられるようになったのは、30分を過ぎてからだった。押し上げた最終ラインの西村がフリーになり、ハスキッチへくさびのパスを鋭く打ち込むなど、少しずつ相手を揺さぶる形が見えてきた。
38分、左サイドでFKを得た場面では、シノヅカのクロスボールに山越が頭で合わせたが、ゴールの枠をわずかにとらえられなかった。攻撃の起点となっていた西村が負傷交代を余儀なくされたのは誤算だったが、少しリズムが良くなってきた部分が後半の良い流れにつながった。
その後半は、早々に惜しい場面が続いた。54分、中盤で相手と競り合ってセカンドボールを拾った奥抜が中央を突破してドリブルシュート。そこで得たCKの流れからクロスボールを河本がヘディングシュートを放ち、ゴールへ迫った。
高木監督は65分に戸島と黒川を同時に投入して勝負に出た。この采配が見事に的中。直後の68分、相手陣内の中央でセカンドボールを拾うと、三門のパスから黒川と奥抜が戸島を交えて狭いエリアで連動。バイタルエリアで7本のパスをつなぐと、戸島が放ったシュートがポストに当たってゴール。見事な加入後初得点で先制に成功した。
戸島は、「拮抗した試合になっていたので、自分は背後に抜ける動きなどで起点を作りたいと思っていましたし、形として出せたと思います。連係も練習から2人と良い距離感でできていたので、成果が出たと思います」と手応えを語った。
続いて72分にも、奥抜、三門、黒川とスムーズにつなぐカウンターで押し込み、戸島を経由して奥抜がシュート。77分には小野の左足シュートがポストをたたいた。高木監督は78分に大山と近藤を同時に投入し、終盤の運動量勝負に備えた。大山は、前に出てくる松本の背後を素早く突くパスで相手をけん制。近藤はすぐさまルーズボールを追い、精力的にスライディングタックルでボールを奪取した。
終盤、松本も交代策を生かして攻撃の圧力を高めてきたが、河本が最終ラインで鬼神のごとく立ちはだかってゴールを死守。マクシメンコも力強いクリアで相手の攻撃をはね返し続けた。最終盤にペナルティアークから直接FKでゴールを狙われる場面があったが、きっちりと守り切り、1-0で勝利をモノにした。
Jリーグ2試合目の出場で勝利に貢献したマクシメンコは、「急な交代で考える時間もなくプレーしなければなりませんでしたが、仲間がポジティブな声をかけてくれていたし問題なかった。私にとっては初のホームゲームなのでうれしかった」と試合を振り返った。
粘り強い戦いで、試合のペースをひっくり返してつかんだ勝利の価値は大きい。次節は、金沢とのアウェイゲーム。今後も厳しい戦いが予想されるが、勝利を続け、ここまで無敗の首位・長崎を追っていく。
(総評:平野貴也/写真:早草紀子)
しかし、序盤は相手のペースで進んだ。松本のハイプレスをかいくぐり、西村から相手の背後を狙うパスを配給したり、奥抜がドリブルでカウンターを仕掛けたりと積極的に攻撃を仕掛けたが、いずれも単発。なかなか試合のペースを手繰り寄せられなかった。
反対に、8分にMF高木利の鋭いターンからコンビネーションでシュートに持ち込まれた。さらに、11分に久保田のミドルシュートを浴びたり、14分にクロスボールから鈴木にヘディングシュートを打たれたりと、攻め込まれる場面が目立った。
松本は帰陣が速い。5バックで横幅を取り、こちらが得意とするサイドチェンジで使うスペースを消してきた。苦しみながらも押し返して攻撃を組み立てられるようになったのは、30分を過ぎてからだった。押し上げた最終ラインの西村がフリーになり、ハスキッチへくさびのパスを鋭く打ち込むなど、少しずつ相手を揺さぶる形が見えてきた。
38分、左サイドでFKを得た場面では、シノヅカのクロスボールに山越が頭で合わせたが、ゴールの枠をわずかにとらえられなかった。攻撃の起点となっていた西村が負傷交代を余儀なくされたのは誤算だったが、少しリズムが良くなってきた部分が後半の良い流れにつながった。
その後半は、早々に惜しい場面が続いた。54分、中盤で相手と競り合ってセカンドボールを拾った奥抜が中央を突破してドリブルシュート。そこで得たCKの流れからクロスボールを河本がヘディングシュートを放ち、ゴールへ迫った。
高木監督は65分に戸島と黒川を同時に投入して勝負に出た。この采配が見事に的中。直後の68分、相手陣内の中央でセカンドボールを拾うと、三門のパスから黒川と奥抜が戸島を交えて狭いエリアで連動。バイタルエリアで7本のパスをつなぐと、戸島が放ったシュートがポストに当たってゴール。見事な加入後初得点で先制に成功した。
戸島は、「拮抗した試合になっていたので、自分は背後に抜ける動きなどで起点を作りたいと思っていましたし、形として出せたと思います。連係も練習から2人と良い距離感でできていたので、成果が出たと思います」と手応えを語った。
続いて72分にも、奥抜、三門、黒川とスムーズにつなぐカウンターで押し込み、戸島を経由して奥抜がシュート。77分には小野の左足シュートがポストをたたいた。高木監督は78分に大山と近藤を同時に投入し、終盤の運動量勝負に備えた。大山は、前に出てくる松本の背後を素早く突くパスで相手をけん制。近藤はすぐさまルーズボールを追い、精力的にスライディングタックルでボールを奪取した。
終盤、松本も交代策を生かして攻撃の圧力を高めてきたが、河本が最終ラインで鬼神のごとく立ちはだかってゴールを死守。マクシメンコも力強いクリアで相手の攻撃をはね返し続けた。最終盤にペナルティアークから直接FKでゴールを狙われる場面があったが、きっちりと守り切り、1-0で勝利をモノにした。
Jリーグ2試合目の出場で勝利に貢献したマクシメンコは、「急な交代で考える時間もなくプレーしなければなりませんでしたが、仲間がポジティブな声をかけてくれていたし問題なかった。私にとっては初のホームゲームなのでうれしかった」と試合を振り返った。
粘り強い戦いで、試合のペースをひっくり返してつかんだ勝利の価値は大きい。次節は、金沢とのアウェイゲーム。今後も厳しい戦いが予想されるが、勝利を続け、ここまで無敗の首位・長崎を追っていく。
(総評:平野貴也/写真:早草紀子)
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選手コメント
DF 4 ヴィターリス マクシメンコ
自分にとって初めてのホームゲームでしたし、勝利することができて嬉しかったです。
急な出場になりましたが、チームメートともポジティブな言葉を交わしながらコミュニケーションを取りました。これまでトレーニングをしてきた中で自分の役割も分かっていましたので、自分ができることを自信を持ってプレーしました。
こういった状況なので観客数は少なかったですが、それでもすごく良い雰囲気を作ってくれていたと感じます。サポーターパネルもたくさんいましたし、インターネットやテレビを通じて見てくれている皆さんも本当に一緒にいる感覚になりました。
急な出場になりましたが、チームメートともポジティブな言葉を交わしながらコミュニケーションを取りました。これまでトレーニングをしてきた中で自分の役割も分かっていましたので、自分ができることを自信を持ってプレーしました。
こういった状況なので観客数は少なかったですが、それでもすごく良い雰囲気を作ってくれていたと感じます。サポーターパネルもたくさんいましたし、インターネットやテレビを通じて見てくれている皆さんも本当に一緒にいる感覚になりました。
MF 11 奥抜 侃志
自分たちのやりたい形は作れたと思いますが、あとは自分がチャンスを決められればもっと楽な展開になったと思います。
普段の練習やミニゲームでも淳史君とトシ君とは良い関係を作れていたので、ゴールシーンではそれが出せたと思います。
連戦になりますが、まずはゴールを自分の目標にしたいです。チーム一丸となって、ファン・サポーターの皆さんと一緒に戦っていきたいです。
普段の練習やミニゲームでも淳史君とトシ君とは良い関係を作れていたので、ゴールシーンではそれが出せたと思います。
連戦になりますが、まずはゴールを自分の目標にしたいです。チーム一丸となって、ファン・サポーターの皆さんと一緒に戦っていきたいです。
FW 27 戸島 章
前半は相手も入りが良く拮抗していたので、自分が入って背後に抜けることで起点を作れればと思っていました。
ここ数試合は監督に使ってもらっている中で点を取れず焦りもありましたが、自分のゴールで連敗から抜け出せたことは良かったです。練習から2人とは良い距離感でプレーできていたのでその成果が出せたと思います。動き方やフィニッシュのところは監督からも直接アドバイスをもらっていました。
新しいチームに来て、点を取ることが評価につながると思いますので、ファン・サポーターの皆さんに自分の得点で勝つ試合を見せられたことは良かったです。高校までずっと埼玉で育って大宮の試合も観に来ていましたし、ホームタウンで得点を決められること、試合ができることは幸せだなと感じています。
ここ数試合は監督に使ってもらっている中で点を取れず焦りもありましたが、自分のゴールで連敗から抜け出せたことは良かったです。練習から2人とは良い距離感でプレーできていたのでその成果が出せたと思います。動き方やフィニッシュのところは監督からも直接アドバイスをもらっていました。
新しいチームに来て、点を取ることが評価につながると思いますので、ファン・サポーターの皆さんに自分の得点で勝つ試合を見せられたことは良かったです。高校までずっと埼玉で育って大宮の試合も観に来ていましたし、ホームタウンで得点を決められること、試合ができることは幸せだなと感じています。
長いボールのセカンドボール争いの中で、意識していても難しい部分ではありますが、前半はうまく拾うことができませんでした。後半に何人か代わって起点が作れるようになったときには全体が動き出すこともできたと思いますので、これを続けていきたいです。
連戦になりますがチーム全体として試合に向けた準備をしていきたいと思います。