明治安田生命J1リーグ 第34節
2017.12.2 [SAT] 14:00
等々力
川崎F
![](/asset/img/emblem/2017/kawasaki.png)
- 1' 阿部 浩之
- 45+2' 小林 悠
- 60' 小林 悠
- 81' 小林 悠
- 90+6' 長谷川 竜也
5
-
0
2
前半
0
3
後半
0
大宮
![](/asset/img/emblem/2017/omiya.png)
試合経過
メンバー
スターティングメンバー
GK 1 チョン ソンリョン
DF 18 エウシーニョ
![](/asset/img/match/out-icon.png)
DF 3 奈良 竜樹
DF 5 谷口 彰悟
DF 7 車屋 紳太郎
MF 21 エドゥアルド ネット
![](/asset/img/match/out-icon.png)
MF 10 大島 僚太
MF 14 中村 憲剛
MF 41 家長 昭博
MF 8 阿部 浩之
![](/asset/img/match/out-icon.png)
FW 11 小林 悠
控えメンバー
GK 30 新井 章太
DF 2 登里 享平
MF 6 田坂 祐介
![](/asset/img/match/in-icon.png)
MF 19 森谷 賢太郎
![](/asset/img/match/in-icon.png)
MF 13 三好 康児
MF 16 長谷川 竜也
![](/asset/img/match/in-icon.png)
FW 9 森本 貴幸
監督
鬼木 達
スターティングメンバー
GK 1 加藤 順大
DF 19 奥井 諒
DF 4 山越 康平
DF 25 高山 和真
DF 22 和田 拓也
![](/asset/img/match/out-icon.png)
MF 7 江坂 任
![](/asset/img/match/out-icon.png)
![](/asset/img/match/ycard-icon.png)
MF 28 長谷川 アーリアジャスール
MF 40 茨田 陽生
![](/asset/img/match/out-icon.png)
MF 44 瀬川 祐輔
FW 16 マテウス
FW 33 マルセロ トスカーノ
控えメンバー
GK 21 塩田 仁史
DF 35 キム ドンス
DF 13 渡部 大輔
![](/asset/img/match/in-icon.png)
![](/asset/img/match/rcard-icon.png)
MF 37 カウエ
![](/asset/img/match/in-icon.png)
MF 15 大山 啓輔
MF 17 横谷 繁
FW 10 大前 元紀
![](/asset/img/match/in-icon.png)
監督
石井 正忠
試合詳細
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
11 | シュート | 10 |
8 | GK | 6 |
6 | CK | 8 |
14 | 直接FK | 7 |
2 | 間接FK | 2 |
1 | PK | 0 |
試合データ
主審
家本 政明
副審
八木 あかね
副審
大川 直也
第4の審判員
高山 啓義
入場者数
25,904人
天候
晴、弱風
ピッチ状態
全面良芝、乾燥
気温/湿度
11.7℃/40%
HIGHLIGHT
逆転優勝の川崎に5失点、最終節で最下位転落
![](/files/match/316/report.jpg)
シーズンの締めくくりを等々力陸上競技場で迎えた。明治安田J1最終節は、川崎Fとのアウェイゲームだ。相手は1位・鹿島と勝点2差で、逆転優勝を狙う立場にある。強豪を相手に意地を見せたい一戦だ。
シーズン残り3試合を任された石井監督体制における初勝利を目指す。右サイドハーフで先発した江坂は、「前節でJ2降格が決まってしまい、失うものがなくなった。最後は、ファン・サポーターのために勝って終わろうと思って臨んだ」と言う。
しかし、試合の始まり方は最悪だった。試合開始1分も経たないうちに失点。いきなり攻め込まれると、相手の右サイドバックのエウシーニョに突破され、サイドを変えられたとことで阿部にシュートを決められた。
それでも、反撃の形はいくつか見られた。8分、相手のパスミスから左サイドハーフの瀬川がシュート。22分には左から押し込み、マテウスのクロスをコントロールしたマルセロが左足のボレーシュート。さらに23分、右からのクロスを瀬川が狙った。
30分にサイドチェンジから江坂のラストパスを茨田がシュートしたシーンも、奥井の攻撃参加が相手守備陣をつり出しており、流れのある攻撃だった。しかし、前半のアディショナルタイム。右サイドで家長に縦への突破を許すと、クロスボールを小林にヘディングで決められた。
1点ずつ返したい後半だったが、またも先にゴールを奪われた。60分に中村、阿部、家長とつながれ、最後は低いクロスを小林がスライディングシュート。3点差となり、勝利するためには強引にでも前に出なければならなくなった。
69分、マテウスが一人で長い距離をドリブルで運んでミドルシュート。続く70分には、マルセロの浮き球パスに走り込んだ左サイドバックの和田がワンタッチシュートを放ったが、惜しくもポストに嫌われた。
だが、前掛かりになったときにはリスクを背負う。80分、瀬川が相手の突破を阻もうとしたところでファウルの判定を受けると、このPKを小林に決められて4点目。敗戦が決定的となってしまった。
終盤、86分にマテウスの弾丸ミドル、90分に左CKからカウエのヘディングシュートと惜しい場面も作り出したが結局、最後まで得点は奪えなかった。後半のアディショナルタイムにはカウエが退場。さらに、長谷川にカウンターからゴールを奪われて5失点目を喫した。
試合終了と同時に、逆転優勝が決まった川崎Fは歓喜に沸いた。その一方で、惨敗を喫し、最下位に転落したアルディージャの選手たちは、その様子を見つめることしかできなかった。山越は「早い時間に失点をして、締まりのないゲームになってしまった」と肩を落とした。
最下位での2度目のJ2降格という結果となり、今シーズンは幕を閉じた。オフシーズンにはスタッフや選手の入れ替えがあるだろう。新しいシーズンを迎えるためには、気持ちの切り替えも必要だ。
高山は「この結果が全部、自分たちの実力。すべて受け入れる。個人的には、シーズン終盤になって試合に出る機会が増えて、課題を感じているけど自信がついて来た部分もある。試合で感じられることは多い。5失点は人生で初めて。映像で見直したい」と、悔しさしか残っていない試合をあえて見直し、今後の糧にする覚悟を示した。
来シーズンのステージとなるJ2は試合数が多い。粘り強く戦いながら、チーム力をつけて1年でのJ1復帰を目指したい。
(総評:平野貴也/写真:早草紀子)
シーズン残り3試合を任された石井監督体制における初勝利を目指す。右サイドハーフで先発した江坂は、「前節でJ2降格が決まってしまい、失うものがなくなった。最後は、ファン・サポーターのために勝って終わろうと思って臨んだ」と言う。
しかし、試合の始まり方は最悪だった。試合開始1分も経たないうちに失点。いきなり攻め込まれると、相手の右サイドバックのエウシーニョに突破され、サイドを変えられたとことで阿部にシュートを決められた。
それでも、反撃の形はいくつか見られた。8分、相手のパスミスから左サイドハーフの瀬川がシュート。22分には左から押し込み、マテウスのクロスをコントロールしたマルセロが左足のボレーシュート。さらに23分、右からのクロスを瀬川が狙った。
30分にサイドチェンジから江坂のラストパスを茨田がシュートしたシーンも、奥井の攻撃参加が相手守備陣をつり出しており、流れのある攻撃だった。しかし、前半のアディショナルタイム。右サイドで家長に縦への突破を許すと、クロスボールを小林にヘディングで決められた。
1点ずつ返したい後半だったが、またも先にゴールを奪われた。60分に中村、阿部、家長とつながれ、最後は低いクロスを小林がスライディングシュート。3点差となり、勝利するためには強引にでも前に出なければならなくなった。
69分、マテウスが一人で長い距離をドリブルで運んでミドルシュート。続く70分には、マルセロの浮き球パスに走り込んだ左サイドバックの和田がワンタッチシュートを放ったが、惜しくもポストに嫌われた。
だが、前掛かりになったときにはリスクを背負う。80分、瀬川が相手の突破を阻もうとしたところでファウルの判定を受けると、このPKを小林に決められて4点目。敗戦が決定的となってしまった。
終盤、86分にマテウスの弾丸ミドル、90分に左CKからカウエのヘディングシュートと惜しい場面も作り出したが結局、最後まで得点は奪えなかった。後半のアディショナルタイムにはカウエが退場。さらに、長谷川にカウンターからゴールを奪われて5失点目を喫した。
試合終了と同時に、逆転優勝が決まった川崎Fは歓喜に沸いた。その一方で、惨敗を喫し、最下位に転落したアルディージャの選手たちは、その様子を見つめることしかできなかった。山越は「早い時間に失点をして、締まりのないゲームになってしまった」と肩を落とした。
最下位での2度目のJ2降格という結果となり、今シーズンは幕を閉じた。オフシーズンにはスタッフや選手の入れ替えがあるだろう。新しいシーズンを迎えるためには、気持ちの切り替えも必要だ。
高山は「この結果が全部、自分たちの実力。すべて受け入れる。個人的には、シーズン終盤になって試合に出る機会が増えて、課題を感じているけど自信がついて来た部分もある。試合で感じられることは多い。5失点は人生で初めて。映像で見直したい」と、悔しさしか残っていない試合をあえて見直し、今後の糧にする覚悟を示した。
来シーズンのステージとなるJ2は試合数が多い。粘り強く戦いながら、チーム力をつけて1年でのJ1復帰を目指したい。
(総評:平野貴也/写真:早草紀子)
続きを読む
選手コメント
GK 1 加藤 順大
結果が表しているように、何かがではなく、あらゆる部分が足りていなかったと思います。サッカー人生において今日が最も悔しい一日になりましたし、サポーターの皆さんも同じ気持ちだと思いますが、今は1年でJ1に戻りたいという思いしかありません。でも、今日みたいなサッカーをしていたら、J1に復帰はできないと思います。責任をもって取り組んでいきたいです。
MF 28 長谷川 アーリアジャスール
今日もアウェイまで多くのサポーターの皆さんが来てくれましたが、本当に申し訳ない試合になってしまいました。情けないし、悔しい一年でした。ピッチに立つのは選手なので、選手が変わらないといけません。一人ひとりが意識を変えて、普段の練習や、サッカー以外の時間の使い方も一から見つめ直さないといけないですし、そうでないとJ1に戻れたとしても上位で戦えるチームにはなれないと思います。目の前で優勝された悔しい思いを忘れずに、最後まで応援してくれたサポーターの方や自分を支えてくれた方に対して、今度は喜んでもらえるように、しっかり考え直してやっていきたいです。
FW 33 マルセロ トスカーノ
今日の試合に関しては、言葉が見つかりません。今日だけではなく、1年間の結果を受け止めて、たくさんある修正すべき点に取り組んでいくことが大切です。私たちは、何が何でも1年でJ1に戻らなければなりません。そのためにも、クラブ全体で勝ちたいという強い意志を培っていくことが大切だと思います。
MF 40 茨田 陽生
適当な言葉が見つかりませんが、力不足だと思いますし、この結果を受け止めて一からやっていかないといけないと感じたシーズンでした。悔しさを通り越して、サッカー選手としての自信や、自分がやってきたことを、すべてやり直していかないといけないと思っています。ふがいない試合、そして、ふがいない順位となってしまいましたが、もう一度サポーターの皆さんと喜び合えるように、一から頑張っていくので、これからも応援していただけるとうれしいです。
90分通して、川崎フロンターレさんの選手の判断やコンビネーションなどは非常に質が高く、これが優勝するチームの質だということをあらためて感じました。フロンターレの関係者の皆さまに、優勝おめでとうございますと伝えたいと思います。