明治安田J2リーグ 第30節
2025.9.20 [SAT] 19:00 NACK

大宮

  • 18' 泉 柊椰
  • 21' カプリーニ
2 - 3
2 前半 1
0 後半 2

今治

  • 9' ヴィニシウス ディニス
  • 65' 梶浦 勇輝
  • 86' ウェズレイ タンキ
試合経過
強烈FWの自由を奪い、先取せよ。ドラマを起こす準備は整った
長いシーズンも、いよいよ最終コーナーに差しかかってきた。今節も6ポイントマッチである。勝点4差で追いかけてくる今治を振り落とし、上位に食らいついていく一戦だ。

第28節の札幌戦、第29節の長崎戦に敗れ、今シーズン二度目の連敗を喫した。とはいえ、試合内容は悪くない。トレーニングしているものを出せた場面は、攻撃でも守備でも確実にあった。ただ、先制を許したことが、結果的に試合を難しくした。

実力が拮抗したゲームでは、やはり先制点が大きな意味を持つ。NACK5スタジアム大宮には劇的なドラマを起こす「力」があるものの、追いかける展開からひっくり返すのは難しい。早い時間帯に先制点を奪うことで、精神的にも優位に立ちたい。

ガブリエウ、イヨハ理ヘンリー、市原吏音が不在のCBに誰が入るかは、今節のポイントになるだろう。相手の得点源のマルクス・ヴィニシウスから自由を奪うことは、勝利への必須条件だ。

戦略的なポイントは、サイドの攻防になるのだろう。今治の両ウイングバックを、自陣へ押し止めるような状況を何度も作り出すことで、試合の主導権を掌握したい。また、3バック中央のダニーロははね返す力があるため、クロスボールの狙いどころやゴール前のどこへ入っていくのかなどを、丁寧に確認しておきたい。

札幌戦、長崎戦では、FKから決勝点を献上した。高いプレー強度はチームの生命線であり、ファウルに警戒しつつも激しくプレーするスタンスは維持していくべきだ。同時に、自分たちのリスタートを得点へつなげたい。前節では左ショートコーナーから、豊川がヘディングシュートを決めた。デザインの多彩なCKやFKで、今節もゴールをこじ開けるのだ。

(文:戸塚 啓)

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監督コメント
厳しい戦いが続いていくので、しっかりと今治戦をやり合えるように、また準備しようということで始めています。前回対戦のときとは今治もまた別のチームになっていますし、中盤に外国籍選手が入ってきて様子が違うのでまた別の戦いになるかなと思っています。われわれはできることをしっかりとやりますし、やり続けてきていることをやるということを確認しているので、いかに前節のような試合の中でチャンスを決め切ってピンチを防ぎ切るかというその勝負なので、そこに焦点を当てていきたいと思います。

大事なのは90分の中でゲームをどう勝ち切るかという部分で、選手にも言ったのですが、小手先でやるとかボールを持って時間を稼ぐとかそういうことではなくて、しっかり相手を尊敬したうえでやり合うというのが去年からずっとやっていることなので、しっかりやり合ってその中でどう結果を出すかというところで、難しく考えずに、ただやりやすい状況は作るので、また次もその次もしっかりと準備していこうと思っています。

上位との対戦が続きますが、勝てば上がりますし、負ければ下がりますし、一番下にはいかない勝点を取っていますが、中間順位だけは一番面白くないという話をしました。ラクなのかもしれないですがそうではなくて、やっぱりしびれるゲームができる状況にいないとシーズンの意味が薄くなってしまうというか、そこはなんとしてもかじりつきながら、ただ中間順位というところだけは避けたいというか、このシーズンが豊かにならないと思っているので、そこは全体で確認をしました。

次節は連敗を止めるというよりも、もうリーグ戦が佳境なので敗者復活戦のようなもので、連敗を止めていこうというのは序盤戦の戦い方の勝点を積み上げるところで、もう負けたら次に復活するために勝たないといけないので、そうやって今週のミーティングで目線を合わせています。

今治は、本質を確実に押さえているという感じがします。いろいろな評価の仕方がありますが、サッカーをやっているとか、よく見たら意外に一番最後のところで逃げていないとか、最後にリスクを持って飛び込んでいるとか、そういった見方もできるので、そういう意味ではそこを外していないチームです。ただ、われわれもそこを大事にしてきたので、しっかりそういう部分でやり合いながらどこでダメージを与えるかというところは、全体で準備していければと思っています。

持っているものを全部出さなければ、ここから先の相手とまずしっかり戦える状態にはならないので、7割で入ったらやられてしまうので、そこはリスペクトしすぎてもダメなのですが、やはり敬意はしっかり持って入らなければいけないと思います。特に順位も近い相手で、相手もたぶん同じことを考えているので、そこに関してはまずやれる土壌だけをしっかり作ることが、最低限ゲームを作る上で一番大事かなと思います。
選手コメント
前節はひさしぶりに先発での出場でしたが、落ちついて試合に臨めたと思いますし、つねに準備はできていました。こういったタイミングで監督が自分のことを信頼して先発で使ってくれたというのもあったので、もちろん得点で貢献したい思いはあったのですが、残念ながらそれはできませんでした。ただ、いつでもチームの力になれるようにこれからも準備をしていきたいと思います。

試合全体としては、自分たちが何かができていなくて負けているわけではないですが、一瞬自分たちの集中が切れてしまったり、相手がその瞬間を逃さなかったことが勝敗につながってしまっているので、そこは改善していければと思っています。個人としては、自分は前線の選手なので得点を取らなければいけないと思っていますし、得点を取ってチームに貢献するために、日々練習に取り組んでいます。コンディションはいいですし、それを維持するために日々練習に取り組んでいます。少し気温も下がってきたので、自分にとってはそういった部分も助けになっていると思います。

今治は難しい相手だと思いますし、これまでも対戦するたびに簡単ではない相手だと感じてきました。ただ、自分たちは今治に対してしっかりと戦いを挑んで勝てるような準備をしていますので、もちろん強い相手ですし敬意を払って臨まなければいけない部分はあるのですが、しっかり上回ることができればと思います。

チーム内でポジション競争があるということは、チームにとってもすごくいいことだと思いますし、チームメートには本当にいいクオリティを持った選手たちがたくさんいると思います。その中で自分たちは日々競争して、その試合に向けて監督が一番いいと思った選手を先発として使っていると思うので、自分もその競争に全力で挑みますし、またそこで選んでもらえるようにベストを尽くしています。
自分たちにはもうあとがないので、もちろん細かいところにはこだわらないといけないのですが、よりデュエルのところが大事になりますし、守備陣が頑張ってくれている中でゴール前のクオリティが足りていないので、どうやって合わせるかという部分はコミュニケーションを取りながら練習で取り組んでいます。

ウイングバックだと守備ももちろんやらなければいけないですが、僕は攻撃の選手ですし、明らかに足りていないのは攻撃だと思っているので、よりストロングを出すところと、相手に対策されても自分でいかに剥がしていけるか、より脅威になれるかというところは、つねに意識してやっています。残り試合ではより仕掛けのところを意識しながら、グループを使いながら、相手を見ながらジャッジしてプレーしたいと思います。

残り9試合ですが、先は見ていないので勝点もあまり気にしていないですし、ずっと同じなのですが一つずつ勝てればという感覚ではあります。何か新しいことや特別なことができるわけではないので、自分の武器をどう出すかというところと、そこに磨きをかけるような意識を持ちたいと思います。

今治とはこれまでもずっとタイトなゲームをしていて、インテンシティが高いですし、より強度の部分での勝負になるということは感じていますが、その高い強度の中でどれだけクオリティを出せるかということも、アタッカーが今与えられている課題だと思うので、そこをどう崩していくか、よりトランジションで勝負をかけたりとか、どこでリスクを冒せるかというところは大事にしたいと思っています。強度を出した中で何ができるかが勝負を分けると思っているので、より自分のところでクオリティを出したいです。

本当に勝つしかないので、どんな形であれゴールを呼び込んで、自分の武器を出しながら勝負を決められるように、勝点3を目指して頑張りたいと思います。
メンバー

スターティングメンバー

87'
69'
81'
69'

控えメンバー

87'
69'
81'
69'

監督

長澤 徹

スターティングメンバー

GK 1 立川 小太郎
DF 16 大森 理生
DF 5 ダニーロ
DF 2 加藤 徹也
MF 14 弓場 堅真
MF 20 ヴィニシウス ディニス
MF 18 新井 光
76'
MF 7 山田 貴文
58'
MF 9 近藤 高虎
58'
FW 11 ウェズレイ タンキ
87'
FW 10 マルクス ヴィニシウス

控えメンバー

GK 47 植田 峻佑
DF 24 竹内 悠力
DF 4 市原 亮太
58'
MF 6 梶浦 勇輝
58'
MF 33 笹 修大
76'
MF 41 安井 拓也
MF 50 三門 雄大
87'
MF 77 加藤 潤也
FW 13 藤岡 浩介

監督

倉石 圭二
試合詳細
7 シュート 11
6 GK 9
1 CK 9
14 直接FK 13
3 間接FK 3
0 PK 0
試合データ

主審

小屋 幸栄

副審

鶴岡 泰樹

副審

松本 康之

第4の審判員

瀬田 貴仁

入場者数

9,975人

天候

曇、無風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

22.7℃/90%

HIGHLIGHT

打ち合いに敗れ、ホームで手痛い連敗
明治安田J2第30節は、今治を迎えてのホームゲームだ。

大宮は、1-2で落とした前節の長崎戦から今治、磐田、仙台と、勝点が近いライバルとの戦いが続く。上位陣に食らいつき、その先のJ1昇格を成し遂げるためには、これ以上負けるわけにはいかない。2試合連続となるNACK5スタジアム大宮での一戦で、連敗を止められるか。

ガブリエウとイヨハの負傷離脱に加え、市原も「FIFA U-20ワールドカップチリ2025」に出場するためチームを離れている。長澤監督は前節に続いて3-4-2-1の布陣を採用した。

最後尾は笠原。3枚の最終ラインは、公式戦では初の組み合わせとなる村上、福井、下口。関口と泉がサイドに張り、アルトゥール・シルバと谷内田が中央でコンビを形成。ファビアン・ゴンザレスを最前線に、カプリーニと藤井が三角形を築いた。前節から先発4人が入れ替わる期待感のある顔ぶれだ。

大宮は、立ち上がりから積極的な姿勢を見せた。ゴンザレスが前線で身体を張り、藤井は縦パスに反応。リーグ戦初先発となった福井も、冷静なボールさばきで攻撃の起点となった。9分、ゴール前の混戦からヴィニシウス・ディニスに先制点を奪われたが、直後に相手CKを奪ってからのロングカウンターを発動。ゴールには繋がらなかったものの、カプリーニとゴンザレスがゴールへ向かう気迫を見せた。

すると18分、泉の同点ゴールにスタジアム全体が沸き立つ。高い位置で相手ボールを奪ったシルバが、ゴールへ向かいながらペナルティエリア内に進入した泉に丁寧なスルーパスを送る。泉は、軽いタッチで相手をかわし、「外側を回ってくる(藤井)一志まで見えたんで、余裕を持って打つことができました」というシュートで、冷静にゴールの左隅を射抜いた。

さらに3分後、相手のクリアボールを拾い左から右に展開すると、右サイドの関口が自身のストロングポイントを発揮する。マーカーとの1対1。タイミングを計りながら一気に加速し、ペナルティエリアを深くえぐってマイナスのラストパスを送る。「縦に行こうという気持ちがあったからえぐれた」と関口が振り返ったプレーに反応したカプリーニが、美しい展開からの逆転ゴールに流し込んだ。

40分を過ぎると押し込まれる時間が長くなり、笠原の見せ場が訪れる。マルクス・ヴィニシウスのパスを受けたウェズレイ・タンキの左足シュートと、直後のタンキのヘディングを弾き、そのCKのこぼれ球を拾った弓場の低いシュートは、がっちりキャッチしてゴールを守った。ともにゴールを目指して勝負を仕掛け合う、息つく暇もない前半は、大宮の1点リードで終了した。

大宮は後半も攻撃の手を緩めず、前へ出る。48分、谷内田のリスタートをカプリーニが受け、相手を抜き去って中央の藤井へ。絶妙なトラップから右足を振ったが、惜しくも相手のブロックに防がれて3点目とはならなかった。

守備陣も奮闘。村上が対人プレーで強さを発揮し、下口が効果的なカバーリングを見せ、福井は身体を張ったシュートブロックで相手のチャンスを食い止めた。58分のピンチではすばやく飛び出した笠原が相手のパスを弾き、こぼれ球を足でクリアして難を逃れた。

リードは1点。一瞬も気が抜けない緊迫した展開が続く。65分、右からの低くて速いクロスを笠原が手で弾き、続けて打たれたシュートは足でブロックするが、次のシュートを止めることはできなかった。残り25分で同点。長澤監督は直後に動き、3人を同時交代。オリオラ サンデー、杉本、小島がピッチに立った。

杉本のループシュートはオフサイド、泉のクロスからのカプリーニのヘディングシュートは枠外、小島のラストパスを受けた杉本のフィニッシュは相手に止められて、ゴールに届かない。

86分、中盤で相手を食い止めきれず、右からのクロスをファーサイドのタンキに叩き込まれてしまう。残り時間はわずか。カプリーニに代わった津久井が果敢に仕掛け、最後に送り込まれた茂木も攻め上がる。しかし、時間が足りない。4分のアディショナルタイムにも得点を決められず、長崎戦に続いてホームで1点差ゲームを落とす結果となった。

試合後、谷内田は悔しさを噛み締めながらも「次のジュビロ戦、そこで勝てれば景色が変わってくる。そこは試合後に全員で共有しました」と語り、長澤監督は「アウェイでしっかりと勝ちを取りに行って、ホームに帰って来たいと思います」と表情を引き締めた。

今節の結果により8位となった大宮は次節、勝点1差で7位につける磐田に挑む。

(総評:粕川 哲男)

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監督コメント
今日も10,000人近くのサポーターに入っていただいたのですが、勝つことができず非常に申し訳なく思っています。終わってから大変厳しい言葉をいただいたのですが、なんとか最後まで選手の後押しをしてほしいなと思っています。まだまだ全然終わったわけではないので、上を狙わないといけないので、とにかくまた一緒に戦ってくれるのであれば、一緒に戦ってほしいと思っています。よろしくお願いします。

ゲームを総括すると、ボックスの中の勝負で負けたと感じています。試合前にも話したのですが、勝ち切るというのは(得点を)取り切れないとダメだし防ぎ切らないとダメだし、おそらくチャンスとピンチはお互い同じぐらいで、リードして後半に入ってアタック陣が立て続けにいいチャンスを作り、(藤井)一志から始まって(杉本)健勇とかカプリーニのヘディングなどもあったのですが決め切れずに、逆に相手に一番難しいシュート3つやられたという形で、そこは認めなければいけないと思っています。ただ、そこのボックス手前までは、今日のゲームは局面の争いが起点になるということはわかっていたので、前半に相手のロングキックからセカンドのストラクチャーのところで少し中盤に拾われるのが起点になっていたぐらいが心配で、あとはしっかりとうまくやれていました。

あとは、後半の終盤、失点前ぐらいにもう少し落ちついて攻撃ができたらというところを、少し強引に仕掛けすぎてロストをしてしまったので、相手に力を与えてしまったと思います。日頃から言っているのですが、やはり幅と中への動きという部分をいつも兼ね合わせていかなければいけないのですが、少し中に突きすぎたかなという形です。一番苦しかったのはあの時間帯で、中を見ながら外とか、外に一回出し入れして打ち込むとかというのがあったのですが、少し打ち込みのほうを探すのに時間かかってしまって、うまくいかないところで相手に少しラクさせてしまったかなというところがあります。そのあたりはこちらのトレーニングのバランスの問題なので、しっかりとまた構築してやっていきたいと思います。

とはいえ終盤戦なので、目の前の勝ち1つ、2つで景色がどんどん変わっていくところなので、序盤戦ではないので、連敗うんぬんはあるのですがそうではなくて最後に向かっていくところなので、目の前の勝点3を今日のように追いながら、もちろんリスクを取れば落としたりもするのですが、しっかりやり合うゲームを選んでいきたいと思いますので、ここからアウェイが2試合続くのですが、今年に関してはアウェイで選手がすごく力を出していますので、しっかり取り切ってまたホームに帰って来たいと思います。
選手コメント
今日は試合内容や自分のプレーというよりも、チームを勝たせることをまず意識していましたし、負けてしまったので責任を感じています。勝たせる自信はあったのですが、それを果たし切れなかったというのは、まだまだ力不足だと思います。

逆転して追いつかれた展開の中で、最後チャンスが来ましたけど、やはりそういうところで決め切らないとああいった展開になってしまうかなと思います。

チーム全体として球際の部分は負けていなかったですし、ここ3試合、試合には負けてはいますが、球際ではどの試合も負けていないかなと思います。ただ最後のボックスの部分で、自分たちが守れるか、相手が決め切るか、というところで負けてしまっていると思います。

次節は順位が一つ上の磐田が相手なので、そこで勝てればまた景色が変わってくると思いますし、そこは試合後に全員で共有しました。オフ明けの練習からまた切り替えてやっていきたいと思います。
リーグ戦で一回もピッチに立っていない中で、外からチームを見ていて本当にいろいろな感情が湧いていたので、今日はこの一戦に全部かけてやろう、すべてをぶつけてやろう、という気持ちで試合に入りました。チームで勝ちたいという思いが一番あったので、そこに届かなかったのは、やはりまだまだ足りないなと感じましたし、もっともっとやらなければいけないなと思いました。

前半の立ち上がりのところで失点してしまって、相手にとって良い流れを作ってしまったのですが、前半のうちに逆転できたことはチームとしては良かったです。ただ後半に2失点してしまって、逆転負けという形になってしまったので、いくら前の選手たちが点を取ってくれても、3失点もしてしまったら勝てないなとCBとして本当に感じました。

自分のプレーに関しては、良さはいくつか出せていた部分もありましたけど、やはり3失点しているという結果がすべてだと思うので、まだまだだなと思います。今日Jリーグデビューできたことは自分にとって大きいですけど、チームが勝たないとまったく意味がないので、次は自分が勝利に少しでも貢献できたらなと思います。

残りの試合で上にいくには本当に基準を上げるしかないと思っています。今も練習からやり続けていますけど、それでも相手に力負けしているので、自分たちがもう一個レベルアップしないと上の相手には勝てないと思います。自分たちが「やるぞ」という気持ちをもっともっと出していかないと変わっていけないので、そこは突き詰めてやっていきたいと思います。
ここ最近勝てていなかったので、自分が勝利を持ってこられるようにという思いでピッチに立ちました。ゴールやアシストなどチームの勝利につながるプレーにすごくこだわってやっていました。

2点目のシーンは、それまで1対1の勝負がなかなかなかったので、一個自分で縦に仕掛けようと思って、それが良い形でサイドをえぐれてアシストにつながったので良かったです。ただチームは負けてしまいましたし、まだまだ自分のところでチャンスを作れたと思うので、もっと自分のところでニつ三つできれば違った展開にもなったかなと思います。

最後の部分がやはりまだまだだなとすごく感じていますし、もっとチーム全体でやる必要があると思います。上位対決がまだ残っているので、一つひとつ勝利を積み重ねるという思いで全員でやっていきたいですし、しっかり全員で準備して次は勝てるようにやっていきたいと思います。

前節の長崎戦でも感じましたけどやはりホームの応援というのはすごく力になりますし、その中で勝ち切れなかったというのは非常に悔いが残ったので、次はアウェイゲームですけどそこでしっかり勝利を届けられればと思います。
フォトギャラリー

(写真:早草 紀子)

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